ヒラメキのタネ

『こどもとおとなのCREATIVE MINDを育むタネまきを。』をコンセプトに、色に親しみながら感性を豊かにするワークショップを開催したり、家での色遊びなどを紹介しています。

太子町夏休みこどもWS・虹色いろいろできました!

今年も太子町の夏休みこどもワークショップを無事終えることができました。

ご参加いただいた皆様はじめ、配布やご案内・申込サイト作成などでお世話になりました太子町のご担当者さま、当日お手伝いくださった民生委員の皆さま、本当にありがとうございました。


昨年はうちわづくりで、今回は『虹色の惑星ペーパーオーナメントづくり』をしましたよ!

色って面白い!ということを体感していただくワークショップです。

昨年来てくださったお子さんやご家族の皆さまともお会いできて嬉しかったです。


おひさまの色から虹色の話、三原色の話と色のいちばんの基本的なことをお伝えしたら、色水を作ってわっかにぽとり、落としていきます。


今回も彩り豊かなまっちレインボー絵の具を使いました。

まっち絵の具については、以前の投稿もご覧くださいねー!

◆絵の具選びー安全性について考える

◆絵の具選び2ー鮮やかな発色の秘密

◆まっち絵の具の工場へ


ちょうど1学期、美術の授業で色相環を学んだお子さんは、少し復習を兼ねてのワークとなりました。

小さな雫を並べてスポンジでポンポンと混色してくれていましたよ。

青の量、黄色の量、雫の数で変わるのでわかりやすいですね~!



紙を傾けて色混ぜしていると


おお、全部混ざってきちゃったりもしますが、それもまた新しい色。

完璧な色相環じゃなくていい、自分だけの色相環を作ります。


ふんわり混ざる色は先に水を含ませて。

スポンジでぼかし具合を調節したり


スポイトのあとをつけてみたり、皆さんそれぞれあれこれ試している姿が見られました。



お父さんと一緒にポトリ!

素敵な色相環ができていますね。

ペーパーをのせてぼわんと虹色が広がる様子に「わぁ!」となっていたお子さんや


色水ぽとぽとに夢中のお子さんも。

偶然にできる色の混ざり具合も美しい!


今回は色水も自分で作ってもらったので、濃い人、薄い人、いろいろです。

色のお部屋を忠実に守っていたお子さん。

水少なめで、色もスポンジのあともしっかり出てますね!


水多め&ふき取ることで、淡い色合いにもできますね。

少しずつ変わっていく優しいグラデーションができました。


混ざって、また色を重ねて…最後にペーパーかぶせたらどうなるかな~?

たくさんの色ができるとワクワクしますね!

ずらっと並ぶ姿を見ているのも癒しの時間。

濃淡や混ざり具合、それぞれの個性が感じられて素敵です。


乾かしている間は三原色全部混ぜたらどうなる?の実験をしつつ

フェルトボールに着色していきます。


全部混ぜてみると、あら、緑っぽい?

わー、こちらはちょっと青っぽい灰色になりましたね!

色水の分量によっても少しずつ皆さん違う色になっていましたよ。

このフェルトボールは、ネパールのアスラング村の女性たちのスキル支援として、質の良い羊毛を使用しながら、丁寧に作られています。

しっかりしたフェルトボールなので、100均などにあるふわふわのボールとはまた違う質感なんですよ。


最後の仕上げをして

完成です~!

もともとの赤・青・黄の色もしっかり残しながらの色相環!

ボールの色もカラフルになってますね。


同じ3色を使っていても、こんなに様々な色相環が生まれました。

他の人の作った色や、濃淡、模様の付け方など並べてみることでまた新たな発見がありますね。

今回は、絵の具3色を持ち帰りいただきました。

ローズ(マゼンタ)やそらいろ(シアン)は学校で使う絵の具にはなかなか入っていない色なので、また家でも使ってみてくださいね。

本格的な色相環は中学校で習いますが、今回のワークショップで何となくでも、『色ってこんな風に作れるんだね』と記憶に残ってくれたらいいなと思います。


皆さんの好奇心とできた!という笑顔を見ることができて、嬉しい1日となりました。

太子町の皆さま、ありがとうございました。

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