ヒラメキのタネ

こどもとおとなのCREATIVE MINDを育むためのタネまきを

素材へのこだわり ー絵の具選び2ー 鮮やかな発色の秘密

安全性や環境に配慮した、まっち絵の具。もうひとつ、素晴らしい特徴があります。

「混色しても濁らない」ということ。確かめてみようと、ベイシックカラーのマゼンタ、ブルー、イエローから、いろいろな色を作ってみました。ベイシックカラーは、一般的な絵の具の約3倍もの顔料が含まれているので、色が目が覚めるような鮮やかさ!水をたくさん入れても、色がしっかり紙についてくれます。

私が感動したのは…赤紫、青紫系の美しさ!いつもは濁ってしまい、もっと鮮やかな紫が作りたいなぁと思っていました。そして、青や緑系のハッとするような鮮やかさは、新緑の季節のワクワクする気持ちのよう。
この「色の3原色」からの色づくり。今までの絵の具遊びでは見たことがないような色がたくさんできそうです。

試作を作った時に下の紙についた色や、ティッシュに染みこんだ後の色ですが、本当に鮮やか。いろいろな色が流れてきて、混ざり合っているはずなのに、まるで単独でその色を塗っているかのような美しさ。

マゼンタ・ブルー・イエローを全部混ぜたらどうなる?の実験では、今まで見たことがないようなハッキリとした色の道もできていました。


どうしてこんなに色が鮮やかなんだろう?

そこには、こんな秘密がありました。

一般的なものと比べると、まっち絵の具の顔料は均一化された超微粒子なので、水にも溶けやすく、定着力もよいのですね。なんと、日に当たっても色あせることがないそうです。

色の元である顔料ですが、中には発色がよい代わりに有害な物質が使われているものもあるのです。(知りませんでした…)

市販の絵の具(主に大人用の絵の具ですが)の裏に「×」とマークがあるものは、取扱いに注意ということです。

もちろん、まっち絵の具の顔料は有害物質は含まれていません。独自に開発された超微粒子にすることで、濃度が高く、色伸びもなめらか。今まで絵の具の世界ではなかなか難しいとされてきた、本来の「色の3原色」を作ることも可能になったということです。


そして・・・色実験は続きます。

ベイシックカラー、ブライトカラー、レインボー、他社の国産絵の具の「赤・青・黄」を使い、できるだけ同じ色を作ってみて色合いを比べてみました。(ベイシックカラーだけマゼンタ・ブルー・イエローを使用)

うーん、実際に見ているものに色を近づけたのですが、写真だとわかり辛いですよね。どれも同じ色に見えますでしょうか。色の感じ方も人それぞれなので、一概には言えませんが、私の感想としては…


★国産絵の具は特に赤紫~青周辺の色が少し濁ってしまうなという印象。乾くとくすみが出てきたり、色の分離が見られるのに対し、上の3つのまっち絵の具は乾いてもクリアな発色のままでした。

★赤・青・黄で混色するよりも、マゼンタ・ブルー・イエローで作ったほうが紫系の色が明るく、鮮やかに表現されています。一番黒に近いのも、3原色から作ったものでした。

★レインボー(どちらかというとマットな仕上がり)とブライト(どちらかというとクリアな仕上がり)の差はあまり感じられなかったので、こども用にはレインボーでいいかなという印象でした。


今回のワークショップで使用するだけでなく、この絵の具のよさを訪れる方に知っていただければ…ということで、メーカーさんに、手づくりの市で販売してもよいか聞いたところ、快くOKしていただきました。

いただいたメールもとても温かいもので、嬉しくなると同時に、ずっと、未来のこどもたちや大人のために、素晴らしい製品を作り続けていってください!と影ながらではありますが、応援したい気持ちでいっぱいになりました。

メーカーさんのブログも、工場の様子やこどもたちへの想い、自然のことなどいろいろ。とてもほっこりします。

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