ヒラメキのタネ

『こどもとおとなのCREATIVE MINDを育むタネまきを。』をコンセプトに、色に親しみながら感性を豊かにするワークショップを開催したり、家での色遊びなどを紹介しています。

コラボワークショップレポート part2 葉っぱからの発想力

11/25『秋の彩りと葉っぱをとじこめたローズウインドウ』ワークショップレポートの続きです。
色づくりの後は、南天の葉っぱから葉脈だけを擦り出す実験に移ります。
やわらかくした葉っぱを擦っていくのですが
、これがとても破れやすいのです。指で、歯ブラシで、優しく優しく。
力加減が難しい中、皆さん感覚を集中して、上手にレースのような葉っぱにされていましたよ。
もう破れそう!ここでストップするのも、また味で、秋の色と調和しそうな落ち着いた色が残ります。

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葉っぱを乾かしている間は、少し休憩にとKinowaさんの絵本タイムです。

"おはなしのろうそく"を灯し、「だんろのまえで」を読んでいただきました。
ろうそくからの香りやSUNNY NESTさんの暖色系のライトが内容とぴったりで、絵本の世界に来たようなあたたかい空気に包まれ、ほっこり。

さて、絵本の余韻を感じながら、お次は自分がつくった色から好きな部分を切り取って「色のかけらカード」を1枚つくっていただきました。

カバーも秋の色を用意しました。紙の手触りも、厚さや模様も少しずつ違います。
みなさん、お気に入りの1枚とつくった色やことばを組み合わせてみると・・・
カバーとの色合いも素敵なカードができました。

「にごピン!」柔らかな混色の部分を切り取った、とってもかわいらしい名前だったり、
「ミルクティー」や「秋の食べ物」といった美味しそうな色名もありましたよ。

そして、色の一部であるものの、まるで風景画のような「山の夕暮れ」「海の地平線」、想像が膨らむ「宇宙」!

同じ部分でもそれぞれ受ける印象も違うと思いますが、色の解説も、ひとりひとりの感性で想像を膨らませて記したことばの数々。

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そして、いよいよローズウインドウの図案をデザインしていきます。

この部分使えそう!
何にしよう?
迷うなぁー

チョキチョキ切り始めてから考える方、
イメージができあがってから切り出す方。
ご自分のペースで集中する時間。
中学生、高校生の大きなお姉さんたちは、ものすごく細かなパーツを切り貼り。
職人のようです!
小さな落ち葉たち!ピンセット必須ですね。
まるで物語の一場面のような世界観です。
いろいろな要素を組み合わせて鏡餅に作り上げてくれた男の子。

斬新な発想で葉っぱも効果的に使ってくれました!
絵の具でも本物の植物とそっくりな色合いを表現していたお子さん。

デザインに悩みながらも、たくさんの秋色の葉っぱをとじこめてくれました!
なんてかわいらしく、ぬくもりある雪だるまなんでしょう!お母さんと一緒に作ってくれました。

カラフルな雪も降ってきて、寒い冬も元気に過ごせそうな気がしますね!
カラフルな葉っぱでリースを作ってくださいました。ずっと眺めていられるほど、色の濃淡や重なりが美しいです。

クリスマスが過ぎても飾っていただけそうな作品ですね!

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長々と読んでいただきありがとうございました。そして、参加者の皆様、長時間にわたり本当にありがとうございました。

皆さん、自然と他の参加者の方の素敵なところを見つけ合っておられ、「うわぁ!きれいー」と歓声が上がったり、「それいいですねー!」と刺激を受け合う時間となりました。

感じて、考えて、つくって・・・伝える。
KinowaさんやSUNNY NESTさんのお力があるからこそ、一人だけではできないアイデアも実現できました。素敵な機会をつくっていただき、ありがとうございました。

また季節を変えてできたらいいですね!

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