ヒラメキのタネ

『こどもとおとなのCREATIVE MINDを育むタネまきを。』をコンセプトに、色に親しみながら感性を豊かにするワークショップを開催したり、家での色遊びなどを紹介しています。

3色配色で楽しむ冬の飾りづくり

あっという間に、もうすぐクリスマスです!
我が家は大きなツリーなどはなく、毎年何かしら飾りを作っています。

今年は、家に和紙や透ける紙(ワックスペーパー、カラートレーシングペーパー、トランスパレントペーパーなど)を使って、ステンドグラスのような飾りとカードをつくりました。
今回のポイントは、3色で色のイメージを表現することと色の対比効果です。
同じ3色を使っても、表と裏、白黒で印象が変わって見えませんか?

丸いわっかは色の惑星づくりの時に余ったものを使ってみました。これ両面白ですが、ちょっと透けてしまいますね。裏を黒にすると画用紙上の部分が透けなくてよいです。

たくさんの色を使いたいかもしれませんが、色のイメージを伝えるには、3色が表現しやすいのではないかなと思います。

例えば赤1色だけだと派手な印象を受けるものも、灰色やオレンジを組み合わせることで、暖かく、穏やかな雰囲気を出すこともできます。
逆に、赤、黒、青だとちょっとカッコイイ感じや、大人っぽいイメージになることも。

組み合わせる色は多ければいいというわけでもなく、伝えたいイメージをぼやかしてしまうこともあります。
明るさ、鮮やかさ、色みによって、色は無数に存在します。
なので、組み合わせも無限。そして、これが正解!という組み合わせもありません。伝えたいイメージや、ことばから受ける印象を3色で表現するというのは、お子さんでもできそうですね!

★用意するもの
ハガキサイズくらいの画用紙 白と黒
はさみ、カッター、のり
和紙やワックスペーパーなど透ける色紙

★つくりかた
まず、画用紙に雪だるまや木など季節のモチーフを書き、切り抜きます。
まる、さんかく、しかくの基本的なカタチを組み合わせてつくると、切りやすいです。
次に、色紙から3色を選んでいきます。
和紙やワックスペーパーなどの、同じ素材同士で選んでもいいですし、素材を組み合わせても透け感が違って面白いです。

切り抜いたモチーフから色が見えるように、3色を組み合わせて貼ります。表裏、どちらからも見えますので、それも考えながらやってみてもいいかもしれません。

光を通す紙の面白いところは、重ねると新しい色ができるところ。切ったりちぎったり、重ねたり。偶然生まれるかたちも楽しみながら、いろいろ工夫してやってみてくださいね。
そして、貼り終わったら、その上から黒い画用紙を重ねて貼り合わせます。
カードは1枚ずつでもよいですし、重ねる前に、何枚かをマスキングテープでつないで蛇腹式のカードにすると、窓辺に立て掛けたりできますねー!

白は雪の世界、黒は夜の闇?
同じ3色でも、背景が白の場合より、黒の場合のほうがよりハッキリ見えませんか?
裏表、貼り合わせ方によって見える柄も違って見えます。

暖かそうな電気がついている家では、ごはんを食べてるのかな?
寒そうだけど、おしゃれな雪だるま
冬の森にある木。。
色とかたちで、想像を膨らませて楽しんでみてくださいね!

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