ヒラメキのタネ

『こどもとおとなのCREATIVE MINDを育むタネまきを。』をコンセプトに、色に親しみながら感性を豊かにするワークショップを開催したり、家での色遊びなどを紹介しています。

クレヨンあれこれ1★STOCKMARみつろうクレヨン

そろそろクリスマスプレゼントも何にしようか、考え始める時期がやってきました。

小さなお子様への初めてのお絵かきグッズとしても最適なクレヨン。種類もいろいろあり、正直どれがいいかわからない上、店舗でもなかなかお試しできないので、購入するには勇気がいりますよね…

安全性に配慮されたもの、発色の美しいもの、素材感がおもしろいものなど、先日のワークショップで使った5種を順番に紹介しますので、クレヨン選びの参考にしていただけましたら嬉しいです。

まずはじめは、ドイツのSTOCKMAR(シュトックマー)社のみつろうクレヨン。

今回使用したのは、基本8色、アートカラー8色、ヴァルドルフカラー8色

ともに缶入り 1,782円(税込)

下の画像は、ワークショップで使用した「クレヨンワークブック」に描いた色目です。実際の色に近づけていますが、レモンイエローはもっと鮮やかです。

普段使いするにはお高め…と思いがちですが、品質を考えれば次の代まで使えるのでは?というくらいしっかり作りこまれています。

積み木のようなブロックタイプとよく見るスティックタイプとありますが、市販でよく見るクレヨンやクレパスより硬さがあるぶん、折れにくく、とても長持ち!

ですが、描き味はとスルスル~となめらかなんですよ。そしてベタベタしないので、手にも付きにくいのです。

お絵かきが初めてという小さなお子さまには、ブロックタイプがおすすめです。

面でも角でも塗れるので、意外と大人もはまってしまいます!

ブロックタイプ、もう一つ気に入っている点なのですが、だんだん減って角が丸くなっていく姿も、石ころのようで何だかかわいらしいなぁと思います。


そして、においについて。昔のクレヨンの油っぽいにおいが苦手だった私は衝撃的!

このクレヨン、なんとはちみつのような、甘い香りが!

好き嫌いは分かれるかもしれませんが、お子さまに「ミツバチのおうちにあるものから作っているんだよ。だからはちみつの匂いがするんだよ」などお話しながらお絵かきするのも楽しいかもしれません。


さてさて、このクレヨンについての魅力を、もう少しご紹介します。

ー安全性についてー

みつろう(ミツバチが作り出すロウ)と顔料から作られています。

農薬などが含まれない、無害で高品質なみつろうのみを使用し、顔料などすべての素材はヨーロッパ安全基準EN71よりもさらに厳しい食品基準を採用。小さなお子さまでも安心して使える素材が使われています。

シュトックマー社では、徹底した品質管理のために、会社独自の品質基準を設けています。とても詳しく公開されていて、人や地球環境へのまっすぐな想いを感じます。

http://www.stockmar.jp/items/pdf/crayon_info.pdf


―色の美しさについてー

このクレヨンをオススメする理由のひとつであるのが、重ねても濁らない、まるで絵の具で混色したような美しい発色だということ。

昔学校で使っていたクレヨンやクレパス。塗り重ねると、暗い色になったりベタベタ厚塗りになりがち。それはそれで、また味が出ていいのですが、「あぁ~こんなはずじゃないんだけどなぁ…」となった思い出も。

シュトックマーのクレヨンは、とても鮮やか。そして、重ねれば重ねるほど、透明性を保ちながらも深みを増していきます。


というのも、赤・青・黄の3原色を基本とした、「ゲーテの色彩論」に基づいた色構成で作られているので、どの色同士も調和する響きを持っているからなのです。

このクレヨンは教育者や芸術家とともに開発されていて、「シュタイナー教育」(小さな頃から美や調和を感じ、豊かな表現力や想像力を育む芸術的要素を重要としている)を行う学校でも使用されています。


紙と描くものがあれば…それだけで楽しい遊びになります。

お絵かきでは、色に対する感受性を高めたり、想像力を広げたりと、遊びながらさまざまな感覚を身につけていきます。〇や△や線といったひとつひとつの要素しか書けなかった時期を経て、やがてそれらが組み合わさり意味のある絵に。

お家でだったり、園や学校、また、今回のようなワークショップでだったり。その成長をそばで見守ることができるって本当にワクワクします!

ワークショップでは、自分の中にあるイメージをどんどん言葉にしてお話ししてくれたり、絵に描いてくれるお子さんもいて、小さいながらに一生懸命伝えている姿にほっこりしました。

※シュトックマー以外のクレヨンも使用しています。


ブロッククレヨン2つ3つを一緒に持って、ぐるぐるして色を混ぜてくれたりするお子さんもおられましたよ!!

積み木のように遊んでみたり、塗り方、描き方のアイデアもいろいろと考えられそうですね☆


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最後になりましたが、ご興味を持たれた方、購入してみたいなという方は、オンラインショップもありますので下記リンクからご覧ください。


★STOCKMAR社 日本総代理店 株式会社おもちゃ箱

http://www.stockmar.jp/

★キンダーリズム(STOCKMAR社製品はじめ、「とういちクレヨン」他さまざまなクレヨンを販売)

BASE店 http://kinderrhythm.buyshop.jp/

Yahoo!店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/kinderrhythm/

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