えのこdeマルシェWS ありがとうございました!
少し前になりますが、1/20(日)江之子島文化芸術創造センターで開催されたえのこdeマルシェ、朝は雨が降っていましたが、徐々に晴れ間も見えてきて、マルシェには家族連れの方や芸術系の学生さんかな?という方もたくさんいらしてました。
ご来場、ご参加くださった皆さま、そして事務局スタッフの皆さまありがとうございました。
センターの入り口には、どーんと黒板の壁!
地下では19日にオープンしたばかりのカフェや書店、そしてこの2日間は古書店も何店舗か出店されていましたよ!
階段の踊り場には、何やら楽しそうなフォトスポットが!顔のところが窓のように開けることができて、パタンと開けて顔を出すことができる仕掛けに!
会場の飾りもかわいくて、気分も上がります!
今回ワークショップは、おやさいクレヨンを使ってスープのブローチ&フレームづくりを。
まずは、図書館や小学校でも読み語りを行なっておられるKinowaさんに、彦坂木版工房の「スープになりました」を読んでいただきました。
木版画の木の質感が、野菜の皮やスープのザラザラ感など、本物そっくりに表現されているのです。
シンプルな文と木版画。この本を眺めていると、「あぁ、スープ飲みたい!」と思ってしまいます。
彦坂木版工房のページでは、「くだもの ぱくっ」を作っておられる様子も動画で公開されています。
一色ずつ色付けして刷る木版画、ものすごく細かい作業で驚きます。
その重ねられた色や木の風合いの中に温かさも冷たさも、柔らかさなども感じられて、小さなお子さんが本の中のくだものを取って、ぱくっ!とする気持ちもわかります。
お父さんと一緒に選んでくれたお子さんはハートをたくさん散りばめた可愛らしいスープに!
絵本にも出てきましたが、コーンスープが大好きなお子さんは、とうもろこしのクレヨンで全体的にぬりぬり。
甘ーいコーンの香りがしてきそうですねー。(クレヨン自体は、残念ながらお野菜の匂いはしないのですが、想像で!)
なんだかどちらもとても楽しそうなスープ!お隣で一緒に大人の方も参加してくださいました。模様が素敵です!
側面とカップを器用に塗り分けてくれたお子さんも。ぐーるぐる、いろいろな野菜が入っていそうですね。「これはなんの味?」と、お家での会話のきっかけにもなるといいなぁと思います。
廃棄される部分の野菜の色で作られているおやさいクレヨン。
同じ色でも、作られた時期によってもまた少し色が違ったり、同じような色に見えるけど、紙に描いたら違うことを発見したり。
自然からの色、比べるのも楽しいですね!
むらさきいもは、青い部分、紫の部分、一本でグラデーションのようになるものもあって、人気でした。
優しい色合いですが、塗り重ねると深みが増していきますね!
スープカップをつける位置も、ここがいいと自分で考えます。
お子さんならではの発想に、私たちも刺激を受けましたよー。
カップからひょっこり!
土のバランスがいいですよね!カラフルな花が、もうすぐやってくる春を感じさせてくれる作品になりました。
クレヨンで色付けした後はニスを塗りますが、ここでは安全性の高い「マッチガードコート」を使いました。
まっち絵の具の会社から発売されているこの商品、水彩絵の具に混ぜると耐水性の絵の具になるコート剤です。
水性アクリル樹脂が主成分で、有機溶剤、ノニルフェノール系界面活性剤、ホルマリンを発生させる原料を使っていないので、油性ニスのような刺激臭もありません。
お次は小学生の兄弟のお二人。ブローチづくりですが、キーホルダーにしたり、フレームのまま飾ったりアレンジもしてもらえるので、男の子も何人か参加してくれて嬉しかったです。
お兄ちゃん、嫌いな野菜は入れないシンプルなクリームシチュー!理想のシチューなんですね。でも背景はとってもカラフル☆
シチューの色、何も塗っていないように見えますが、実は長芋か里芋のクレヨンを使っています。
弟くんは小さな野菜が散りばめられた、コーンベースの美味しそうなスープ!
背景はむらさきいもと緑の野菜で、スープとの対比が面白いなぁ〜!
スープとの対比といえば、こちらも!
フレームと背景があることで、ブローチ単独の時とイメージもガラリと変わりますね!
そして、次のお子さんは、背景にとうもろこし×かぼちゃの色を2色使って黄色いスープを!
カップの位置も真ん中に!かぼちゃの粉っぽい感じも残って、ステキなアート作品となりました。
クレヨンの背景にあるストーリー、そして絵本から広がる世界。野菜の色や形だけでなく、「昨日食べたな」とか、「パンにつけると美味しいな!」「むらさきいものスープって甘いのかな?」など、様々なことを思い浮かべたり考えながら作ってくれたのではないかなと思います。
楽しい時間をありがとうございました!
↑Kinowaさん作!かわいい〜!
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