虹色の惑星オーナメントづくり・色づくり編
先週の土曜日、秋のさわやかな空気感と、まだ少し夏が残る陽ざしのもとスタートした道明寺天満宮手づくりの市。
道明寺天満宮の皆さま、主催&スタッフの皆さまはじめ、ご参加いただいた皆さま、お手伝いいただいたあゆみさん、ありがとうございました。
主催者宮井さんのブログ a day でも当日の市の様子が綴られていますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
行きかう人たちも、出展者さんたちも、穏やかな空気感の中、ワークショップさせていただきました。
7年ぶりの三原色を学びながらの色相環づくり!
サンキャッチャータイプと紙のオーナメントタイプと用意しましたが、
「キラキラのほう!」と市のスタートから、サンキャッチャーがとても人気でした。
このワークでは、まずは、「おひさまって何色?」と考えるところから始まります。
「赤! 黄色! オレンジ! 青! 虹色!」
みんな元気に答えてくれました。
朝や曇りの日、夏の暑い日や夕方など、季節や天気によってもいろいろなおひさまの色がありますよね~!
光の色の話から、色相環、三原色についてお話した後に
実際に赤(マゼンタ)青(シアン)黄(イエロー)の3色の色水で色相環を作っていきます。
今回使用した絵の具「まっちレインボーカラー」はローズ、そらいろ、きいろという色名が三原色になっています。
単色でも買えますし、小学生にも最適な12色絵の具セットにもこの三原色が入っているのも珍しいポイント。作れる色が増えるのでいいですよね!
※まっち絵の具のこだわりについては、まっちさんのHPもご覧ください
今回はデザイナーの並木舎・あゆみさんがお手伝いに来てくださり、スムーズに進めることができました!ありがとうございました。
皆のワクワクした気持ちやクリエイティビティを刺激してくれるようなお声がけもたくさん!
やー、盛り上がりましたね~♪
いよいよ絵の具タイムに入っていきます。
3色のお部屋をつくって、それぞれ交わったらどんな色になるのかな~?
スポイトでぽとん、色水を落としていきます。
混ぜる色や水の分量でも、またそれぞれ違った色になるのが面白いところ。
たくさん色水を落としても、石膏のほうは結構早く染み込んでいきます。
じわーっと色が広がる様子も、横のティッシュやシートもとても美しくて。
紙だと石膏ほど早く吸い込まないので、ぷっくりした色水のゆらぎも楽しめます。
宝石のよう…このまま固めたいくらい綺麗ですよね。
(昔、下敷きにペンで塗った後にボンドを塗ってシールみたいに固めたのを思い出しました!)
「きれいやね~」と鮮やかな色水がどうなるのか、観察するお子さんもいましたよ。
鮮やかな色ばかりでなくて、淡くて、少しくすみがある色だって、3色からできちゃうのです。
グラデーション部分をどう表現するか、悩みながら丁寧に進めていくお子さんも。
うんうん、色水を作ってから垂らすのもアリですね!
こちらは、まるで見本のような色相環!
水やティッシュ…いろいろ試しながら、少しずつ色合いが変わっていく様子を見事に再現してくれました。
お隣の弟くんは、楽しくなってどんどん色を足していって…
ふーっと吹いてみたり、色遊びって楽しい!と伝わってくるような時間でした。
(色水吸い取り係のお父さん、お疲れ様でした…!)
顔にしてみたよ~!と3つの顔がコンニチハ♪
どうする、どうなる~?とワクワクしてたら
この後、混ざり合ってこれまたステキな色合いになっていましたよ!
お姉ちゃんは英語や字も入れてみたりと、広がる色とともにアイデアが溢れます。
何度も色を重ねて、やっていくうちにどんどん深みのある虹色に。
スポイト2つを使って、ちょうどよいオレンジを追求する姿は、真剣そのもの。
皆さん色職人のようにこれだ!というポイントを探していきます。
スポンジ、ティッシュなどをうまく使ってトントン
色水を落とす場所や、力加減を調整しながら、淡ーいグラデーションでそれぞれの色の交わりを楽しんでくれたお子さんもいましたよ!
最後に『残った3つの色を混ぜたらどうなる~?』という実験を兼ねて、紙のオーナメントのお子さんは、真ん中のふわふわボールの部分を色付けていきます。
色の分量によって、ピンクっぽい灰色だったり、緑っぽい灰色だったり。
いろいろな灰色ができていましたよ。
サンキャッチャーのお子さんは、真ん中の部分はクリスタルなので、ジャーっと余った色水で実験してみました。
「わー、すごい色!」
あんなに鮮やかだった3色も、混ぜたら黒みたいな灰色やこげ茶みたいな濃い色になりましたね。
これをわっかの上でやっていたお子さんも!
大丈夫かな?全部真っ黒にならないかな?
ドキドキしちゃいますよね。
それがびっくり!
ティッシュで拭くと染み込んだ色が現れるので、これ水彩絵の具?というような、なんとも素敵な色合いと質感になりました。
美しい色たちに癒されたり、驚かされたり。
長くなってしまいましたので、皆さんの色相環、完成後どうなったかは次の投稿(みんなの作品編)でご紹介します。
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