NARA FAMILY FESTA みんなの作品 part2
みんなの作品part 1に引き続き、part2のレポートを。
色づくりの後は、いよいよ木や草花、石粉粘土で作られたアロマストーンなど、自然のかけらたちをプレートに盛り付けて森のごちそう作りです。
ふりかけのように、花や種などをパラパラ!ちょうどお椀の外側のデザインともぴったりな配色です。360度、どこから見ても美しい作品となりました。
お次は・・・まだかなぁ、松ぼっくりはくっつきにくいなぁ、なんてきっと思いながら、お椀を傾けて草花を貼りつけてくれた女の子!
お母さんと一緒にがんばってくれました。
中を覗いたら、ぱあっと元気が出るような森のごちそうが!
黄色いお花はずらしてみたり、底の黄緑色の美味しそうな色は隠さずに見せているところもポイントなんですね!
そして、姉妹で参加してくれた妹さん、鮮やかな色合いの中に、こんなにこんもりとした立体的なごちそうを盛りつけてくれました。
種がかわいらしく乗せてあって、ちっちゃな妖精が住んでいそうだなぁと思ってしまいました。
お姉ちゃんは鮮やかなプレートを引き立てるように、草花はわりと落ちついた色をチョイス!檜のウッドペーパーや青森ヒバのウッドチップは、それだけでもほのかに清々しい香りが。
ヒバは特徴的な香りですが、虫除けにも効果があるので私も家の中に置いています。
赤紫のお花を角にちょんちょんと置いているのもポイントです!
次々と素敵な作品がうまれます。
水色の小さなお花、黄色のお花・・・プレートの色の近くに配置されていました!感覚で似ているなぁって思って置いてくれたのかもしれません。
自分の分の中で、これでオッケー!となるまでは皆さんいろいろこだわりが。
お姉ちゃんと妹さんが一緒に色づくりをした後は、仲良く盛りつけ。お父さんも少しお手伝い。お花が散りばめられてなんだかかわいらしくて楽しそう!
そうだ!っと檜のウッドペーパーをくるくる底に巻いてみたお子さん。
思いつく、やってみる。ボンドの付け方も工夫したりその場で気づくこともいろいろ。
花の置き方ひとつにしても、皆さんじっくり考えてくれました。
色や形のバランスを考えながら、「きれいだなぁ」という自分なりのポイントを探ることって、とても大事なことだと思っています。
急かされず、正解を求められず自由に悩める時間っていいですね。
小さな頃から色や形、手触り、香り・・・自然のもの人工的なもの問わず、いろいろなものに触れることで美的感覚が養われていきます。
きっとこの先、図工や美術だけでなく、日常生活においてのノートの書き方や校内ポスターのデザイン、仕事での書類やプレゼン資料作り・・・などなど、大人になってもその人なりのセンスがきっと役立つのではないでしょうか。
絵の具遊びが楽しくて楽しくて、ノリノリでぶしゃあーっと色に親しんでくれた男の子。すごく長い間絵の具遊びに夢になってくれていたのですが、お母さんもずっと横で見守りながら、優しく声かけをされていたのが印象的です。
盛りつけもじっくりするのかなー?と思っていたら、これにしよう!と、さささっと器の中にアレンジしていました。
かおりも自分好みのものを選んでくれていたようです。はじめての作品作り、楽しく過ごしてもらえて何よりです。
今日の服とのコーディネートもばっちり!ピンクや紫が大好きな女の子、作品もオシャレです。
顔のように、てん、てん。色を落とす時から、雨が降ってきてねー🎵と、お話を聞かせてくれました。
茎を垂直に貼りつけたり、柔らかい発想で頭の中にある世界を見事に表現してくれました。
家の中で森の香りがふわっとしてきそうな、緑いっぱいの作品も!
てん、てんから・・・
こんな鮮やかな色たちに!
自然のかけらをのせたら、とっても豪華なプレートになりましたよ!
この深い海のような?宇宙のような?色から・・・
何度も色を重ねた結果、こんなに優しい色になりました。
お友達が何やら、アロマストーンにドングリをのせています。かわいくて私たちもほっこり。
そこからヒントを得て、私も!と種や花びら、ウッドボールをのせてみたり。
二人ともとっても豪華な森のごちそうができました。
ワークショップのいいところの1つとして、他の方からの刺激があること。
年齢が異なるお子さんや大人の方がいるからこそ、新しいことに気づいたり、ヒラメキがうまれたり。いろいろな世代がともに表現活動をするっていいなぁと思います。
長々と読んでいただきありがとうございました。
作って、持って帰る間も色と香りを楽しんでもらえますようにと用意したパッケージも好評でよかったです。
iroiroaromaさんからの香育テキストもかわいらしい絵で読みやすいので、また家でも香りを見つけて楽しんでくださいね。
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